看護師の働き方改革を推進している医療機関や介護施設などでは、一人あたりのスタッフの仕事量を減らしたり、一か月の間での休日の数を増やしたりしているところが目立ちます。
また、フルタイムの勤務を希望しない看護師のために、非常勤として採用する職場も多くあり、育児中の人やプライベートの時間を充実させたい人、ブランク明けでゆっくり職場復帰したい人にとって、好ましい状況となっています。
看護師の働き方改革に積極的な職場については、テレビやインターネットなどさまざまな媒体で紹介される機会が増えています。
そうした中、無理なくキャリアアップを図れる職場を見つけるために、色々な媒体を参考にしながら、日々の看護師の仕事量や人員配置、休暇制度などの大事なポイントをきちんと押さえることが大事です。

20代から30代の女性の看護師の人数が多い医療機関や介護施設の中には、都合の良いタイミングで育児休暇の申請ができるようにしたり、早急に職場復帰ができるシステムを導入したりしているところも多くあります。
なお、総合病院の病棟や特別養護老人ホームなどに勤める看護師は、他の職場と比べて一日あたりの労働時間が長くなったり、休日出勤を任されたりする機会が多くなる傾向があります。
そのため、労働条件について採用後のトラブルを防ぐために、求職中になるべく多くの職場の求人票に目を通したり、気になる職場の見学を申し込んだりして、具体的な働き方改革の取り組みを確認しておくことが大切です。